あんぱん:神野三鈴が中島歩と母子役 のぶの存在知り、お見合い話を 「早く皆さんに自慢の息子と出会っていただきたい」

連続テレビ小説「あんぱん」で若松節子を演じる神野三鈴さん (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で若松節子を演じる神野三鈴さん (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月19日に始まる第8週「めぐりあい わかれゆく」には、神野三鈴さんが若松節子役で登場する。

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 神野さん演じる節子は、一等機関士として働いている若松次郎(中島歩さん)の母。のぶ(今田さん)の存在を知り、朝田家に次郎とのお見合い話をもってくる。

 神野さんは出演発表の際「私の母は生前『アンパンマンは目の前に困っている人がいたら自分の顔を齧(かじ)らせてあげるの。一番すてきなヒーローね』とよく話していました。日常の中やニュースを見ては母の言葉に思いを馳(は)せることが多くなり、そんなときに中園ミホさんの脚本でやなせさんご夫婦のお話が朝ドラに! 自分が物語の細胞のひとつになれるなんて。あんまりうれしくて思わず踊ってしまいました」とコメント。

 「素晴らしい役者さんたちの中に途中参加する不安も、柳川(強)監督が衣装合わせから名演出でほぐしてくださり、(土佐ことば指導の)西村雄正さんが役者ならではの指導で土佐弁に血を通わせてくださいました。朝田家の皆さんの包容力の大きさ、さりげない優しさに助けられて。スタッフの皆さんがこの作品を愛していて、今田美桜さんの明るさと情熱を真ん中に穏やかな熱気が満ちている現場にいられる幸せ。私は家族にあの戦争を経験した人がいる世代。語ってくれたこと、つないでくれた命の意味を申し送りできたら。早く皆さんに中島歩さん演じる自慢の息子、次郎に出会っていただきたいです」と語っていた。

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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