十朱幸代:「お友達を作れないタイプ」 母の社交性を「継がなかった」と苦笑 一大決心をして仕事復帰へ 「徹子の部屋」で

6月16日放送の「徹子の部屋」に出演した十朱幸代さん=テレビ朝日提供
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6月16日放送の「徹子の部屋」に出演した十朱幸代さん=テレビ朝日提供

 82歳の俳優の十朱幸代さんが、6月16日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。社交的だった母の思い出や仕事への意欲などを語った。

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 母は社交的だったという。「私は母のそういうところを継がなかったんですけれど、どこへでも出かけるのが大好きで、どこかに出かけたら必ずお友達ができる。病院で隣り合わせになった方でもお話ししちゃってお友達になっちゃう」という人だった。

 母が亡くなった時、年齢も年齢なので、大きな斎場を借りて来場者が少ないと寂しいと思い、小さなところを借りたが、斎場があふれるくらいの参列者がいたと話す。「お葬式をしたら、ものすごくいろんなグループの方がお参りに来てくださって、詩吟の方やダンスの方、コーラス方など、いろんなところでいろんな方々と交際していたのが分かって、慌ててしまいました」と語る。

 母が弱った時、「年を取ったら、新たにいろんなことをして、できるだけ若い方々とお話ししなくちゃだめよ」と言われたが、「全然守ってないんですけどね。お友達とかなかなか作れないタイプなんです」と苦笑する。

 コロナ禍で仕事が次々に中止になった。「以降ずっと遊び癖がついたのか、うちの中でいろんなことをするのが好きになって。5年もたっちゃったんですよ。外へ出るより、庭いじりをしたり犬の相手をしたりして、このまま仕事も(辞めて)いいかなとか思って、フェードアウトしちゃうかなと思っていた」という。

 しかし、「徹子さんをはじめ、先輩の方々がすごいお元気で活躍してらっしゃるのを見たり、例えば商店街に行くとお店のお手伝いをしてらっしゃる方がご高齢でいらしたり、お運びしていらっしゃる方がすごく元気なおばちゃんだったりすると、私、これでいいのかしらと思って、一大決心をして、ちょっと仕事してみようかなと思っています」と気持ちを入れ替えたと話した。

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