あんぱん:千代子&羽多子、夫を亡くした2人が“怒りの献杯” 戸田菜穂の憔悴演技を視聴者絶賛「リアル」「役者としてスゴさを再認識」

連続テレビ小説「あんぱん」第42回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第42回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第42回が5月27日に放送され、千代子(戸田菜穂さん)と羽多子(江口のりこさん)が献杯するシーンに、視聴者の注目が集まった。

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 第42回では、寛(竹野内豊さん)が亡くなり、悲しみに暮れる柳井家。すっかり憔悴(しょうすい)した様子の千代子は、のぶ(今田さん)と弔問に来た羽多子に「あの人が好きやったウイスケで献杯したいがです」と声をかける。その誘いに、羽多子は「あてで良ければ」と笑顔を見せる。

 羽多子は、亡き夫・結太郎(加瀬亮さん)が寛の人柄を「あんなにえいやつはおらん」と絶賛していたことを明かす。すると千代子も「寛さんもおんなじこと言いよりました。結太郎のようにえいやつはおらんって」と話した。

 そして千代子は「いっぺんだけ叱られました」と切りだし、「私が跡継ぎを産めんかったこと、どういて責めんがかと聞いたら、叱られたがです。『君はこの家と結婚したがか? わしと結婚したがやないがか? わしよりこの家に縛られたいがか』って」と寛との思い出を披露。羽多子は「寛先生にそんなに愛されて、千代子さん幸せやね」と返した。

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 千代子は大きくうなずき、「私だけやのうて嵩さんや千尋さんのことも、ほんまの父親以上に愛して愛して……」と涙を流す。羽多子も「ほんまにあったかい人や」とつぶやき、寛の死を悼んだ。

 千代子は「でも私、あの人に怒っちゅうがです。もう私に会えんでもえいと思うて、さっさと向こうへ行ってしもうた寛さんに怒っちゅうが!」と号泣し、ウイスキーをあおる。羽多子も「あてもや! さっさと先に行ってしもうたうちの人にず~っと怒っちゅうがです!」と同意し、「千代子さん、今日はとことん飲みましょう」と語りかけた。

 SNSでは「未亡人同士のウイスケ献杯シーンええなあ」「泣いちゃった」「心の内を話せて良かったよ」「愛あるからこその怒り酒だね」といったコメントが寄せられた。

 また、戸田さんの憔悴した演技にも注目が集まり、「とってもリアルで悲しみが伝わってきた」「ひと目でわかる憔悴っぷりがすごい」「千代子のやつれ具合、戸田菜穂さんの役者としてスゴさを再認識しています」など、絶賛の声が上がっていた。

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